マカオカジノ 初めて行った時
このページは、2003年にマカオに行った時の話です（過去の私のホームページより、文章を転
載）。 為替レートや、状況は現在と変わっています。
香港とマカオは、違います。
今回は、香港は素通りしただけなんですよね。日本からの直行便が無いから普通は、まず香
港に行きます。 香港は、中国広東省シンセン市に隣接して少し、海に突き出ている部分で
す。九龍（がうろん）に昔、空港があって今でもここが中心街と言えます。対岸に、香港
島があり、その横に、新空港ができたランタオ島があります。それぞれ、海底トンネルと橋で結
ばれています。もとイギリスの植民地だったので、英語は通じるようです（空港での印象だけで
すが）。 香港の新空港は、広くてきれいですよー。天井の感じが、関空に似てます。関
空は、照明を下から照らして、白い天井に反射させてますが、香港のは天井自体にランプがつ
いてます。ランプが切れたら、あんな高い所に登って交換するのかなあ・・。便によるでしょう
が、自分がついたゲートは、サテライト部分にあたるようで、降りるとすぐ自動運転の列車
に乗りました（シャトル）。最近この手の多いですね。で、入国審査は、目的も滞在日数も、何も
聞かれませんでした。税関も素通り。入境カードと、パスポートだけでOK。この先この旅行で
は、入境、という言葉が出てきます。マカオも香港も中国には変り無いわけですから、こう
いう表現になります。ただ、中国も、香港、マカオ、台湾も、便宜上別の国として考える方がわ
かり易いです。 さて、新空港には鉄道が乗り入れているので、特に理由がなければ、それに
乗るとよいでしょう。自分は、マカオフェリーターミナルへの直通バスに乗りました。空港
からの高速道路は綺麗ですよー。景色も。 料金所もETC風のシステムで素通りです。 フェリ
−ターミナルは、船付き場とは思えないほどカッコイイですが、一切喫煙不可で、船内もも
ろん禁煙なので、吸う方は、ここに来る前に吸っておいて下さい。 一つ注意なのですが、
自分が乗った、噴射飛航の場合、普通のスーツケース位の大きさの物を持ち込む場合少し追
加料金を取られます。 で、 ここから船でマカオに行きました。
マカオ入境
入境カードとパスポートを渡すだけで、何も聞かれませんでした。港からは、タクシーに乗りまし
た。マカオの車は、ほとんど日本車です。仕様も日本仕様と差が無いようです。左通行で、右
ハンドルですし。タクシーは、カローラとかが多いですよ。あと、ジャッキーチェンの影響か
三菱車（ランサー）が、日本よりは率が多いです。 タクシーのドアは、日本と同じで自動ドアが
殆どです。基本料金が、10パタカ（約160円）で、自分は基本料金で行ける所ばかり乗っていま
したから、いつも12香港ドルを払っていました。チップが2ドル（この程度が相場かどうか
は知りません）です。で、香港ドルが、パタカと等価で使えます。女性ドライバーも多いです。ア
メリカとかなら、ぼろぼろの車が多いですが（車は、足代りと割り切っている。車上荒らし対策。
車自体の盗難防止の為）、マカオは日本程では無いですが、割と車はコ綺麗にしてます。
特定部分以外は渋滞も無く、その割にちょっとした交差点でも立体交差になってたり、ロータ
リーも多いですから、気持ち良く走れます。 あ、タクシーに乗るのは、日本と同じで、流してい
るのを、手を上げて捕まえるか、タクシー乗り場から乗るか、です。相乗りは無い様です
。 自転車に客席をつけたリヤカー風のタクシーも、リスボアの前とかに沢山居ました。料金
は、交渉するのだそうです。面白そうでしたが、自分は利用しませんでした。
クレジットカード
現金を持ち歩くよりいいですよねえ。 実は、カジノでは、クレジットカードも使えます。詳細は後
ほど。 後、マカオは割と至る所に、VISA、マスターカードのキャッシングマシーンが有ります。
日本では、電話BOXみたいな所に入るのが一般的ですが、外国って、道端に有
りますよね。壁に埋め込まれたような、パッと見、夜間金庫投入口みたいなもの。ちょっとぶら
ぶら歩くと、一つ二つ見つかります。 大体、表示が、英語か中国語なのですが、勘で押しても
何とかなります。海外でのキャッシングは、どうせ一回払いになると思うので、とりあえず御金
が出てくればOKでしょう。リボに成るのも有るのかなあ？
カジノなんて興味ねえ。 と、自分も行く前に思っていました。 もともとあまりギャンブルはし
ないですし。でもマカオのカジノは、ラフなかっこうで気軽に入れるということで、行ってみまし
た。ネクタイはおろか、よれよれのTシャツでもOK。但し、半ズボンは駄目ですよ。
入場料無料。 入って、他人のを見るだけでもOKですし、一銭も使わず出てもOK。なんとチッ
プは店外持ち出しOK。まさにゲーセン感覚で、出たり入ったりできます。 ただ、入り口では、
空港のセキュリティチェックみたいなことは、させられますけどね。カジノ内は、もちろ
ん警備員がうろうろ＆監視台から見ています。勿論店の入り口とか、外もです。だから安心出
来ます。ばくちだからって怖い雰囲気は一切無いですよ。 マカオには中心地に9箇所、タイパ
島に2箇所カジノが有ります。ホテルに併設されている所がほとんどですが、勿論、
そこに泊まってなくても入れます。大抵、別途入り口が有ります。 自分みたいな素人は、客が
少なくシーンとしては恥ずかしいので、リスボアというメジャーなカジノにまず行きま
した。でも、逆に混みすぎて大変だったです。
他のカジノは、まず、ハイアライスタジアム。マカオグランプリの最終コーナーから近く、なんと
パチンコも有ります。玉はそのまま、現金と換えてくれます。代りにルーレットが有りません。リ
スボアに次ぐ規模です。 次ぎに、マカオパレス。ここは水上カジノです
。対岸の中国本土が、目の前に、見えます。ここもルーレットはありません。 キングスウェイ
と、マンダリンオリエンタル。どちらもフェリーターミナルから近いですが、やや高級志向なの
で、なるべくまともな格好で行くことを、お奨めします。自分はTシャツで
行きましたけど。マンダリンの方は、ルーレットがありますが、スロットマシンが有りません。キ
ングスウェイは、その逆です。 ダイアモンド。ここは、ホリデイインマカオと言うホテルに有り
ます。リスボアからも近いです。 ロイアルとカニドロ−ム。ここは、ス
ロットマシンだけが、有ります。カニドロームは、ドッグレース場に有ります。 カムペック。こ
こは中心街セナド広場の近くにあります。ブラックジャックとルーレットは有りません。 タイパ
とニューセンチュリー。どちらもタイパ島にあり、御互い近いです。マカオ島が望める所にありま
す。ニューセンチュリーの方は、ルーレットも有ります
さて自分はまず、リスボアに行ったわけですが、有るのは、ルーレット、ブラックジャック、バカ
ラ、スロットマシン、ファンタン、大小です。 リムジンとかでVIP扱いで来ると、二階部分に着くこ
とになりますが、一階が入り口です。入ったフロア‐が、まあ普通の人が行く
所です。二階、三階と上がるにつれて、最低ベット数が上がってゆき、何階まで有るか忘れま
したが、最上階はVIPのみです。地下も有りました。 中に入ると、色々な窓口があります。日
本語は、勿論通じません。英語も、通じ難いです。ただ、話す場面は、限
られています。 まず、外貨両替の窓口。これは、漢字の表示でなんとなくわかります。ここ
で、万、五千、千円札が、香港ドルに両替できます。パスポートは要りません。次に、ゲームで
使うチップを買う窓口に行きます。 香港ドル、パタカと窓口が分かれて
いる所があるのでそこで、無言で香港ドルを出せば、チップをくれます。 スロットマシンをする
時は、こんどはそれ用の窓口に行きます。2ドルと5ドルの絵が書いて有る窓口がそうです。ど
ちらかを、指差せば、その硬貨に両替して、箱にいれてくれます。日本と違い
現金の硬貨を投入するわけです。５ドルのマシンは5ドル専用です。 ゲームが終わったらここ
で逆両替（お札へ）も出来ます。もちろん。先ほどのチップも、買った窓口で、現金へと換えても
らえます。次は、クレジットカード の窓口。何故か、ここは日本語で書いて有る
のですぐ分かります。ここで、パスポート（コピーでは駄目）と、クレジットカード（大抵のカードが
OK）を出すと、チップが買えます。パスポートに関しては、一ページごと、かなり丁寧に調べら
れます。窓口のおじさんが、ハウマッチ？と聞いてくるので英語で言いましょう。自分
は、キャッシング枠を使い切っていたので、クレジットカードで、チップを買いました。５％の手
数料が掛かりますけどね。ちなみに、これでチップを買って、さっきの窓口で、すぐ現金に交換
もできます。ということは・・。
とりあえず、だれでもできそうな、スロットマシンから始めました。あいてる台を探すのが一苦労
でしたよ。一枚から三枚までコインを入れてスタートを押すだけです。目押しでリールを止める
のは出来ません。勝手に止まります。当ったらデカイそうですが、ほとんど当らなか
ったです。リスボアのは椅子も無く立ちっぱなしなので、暇つぶしにも向いてません。 それどこ
ろか、やっている時に、若い中国人女に声をかけられます。事前にその手の人は無視せよ、と
聞かされていたのですが、面白いので相手にしました。ほとんど会話にならないで
すけど。そのうち自分の分のコインを女が使って、他の台でやりはじめます。少しあたったらく
れたりしましたが、早くゲームを終わらせようとしているだけです。コインが無くなって終わると、
マッサージマッサージと言って来ます。なんだ、結局そういうことですか。 た
だこの手の女は、各種窓口周辺と、スロットマシンの所にしか居ません。
次にとっつき易いのが、大小（BIG&SMALL）。この大小と、ファンタンは、マカオ独自のゲーム
らしいです。 最低ベットは100香港ドル（約1600円）からです。（例外有り）。どの台も混んでい
て大変です。椅子なんかに座れませんよ。しかも座るなら、毎回ベットが
必須だと注意書きが有ります。自分とかは、カツカツの御金でやっているので、出る傾向を読
んで、ここぞと言う時に賭けました。 三つのサイコロを振って、足して４から１０なら小。１１か
ら１７なら大です。大か小。大体二分の一の確率だから、少しずつ賭けて
いればずーっと遊べます。ただ、どの台も混雑で、立ったまま賭けてる状態ですから、ポケット
に、何か入れていたら、スられますよ。特に日本人のパスポートは、高額で取引されるらしいの
で、絶対注意して下さい。
全体的に、カジノも、日本人は、あまり見かけなかったです。居たのは、中国人の金持ち
と、香港（人）がほとんどです。
旅行記は以上です
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